このところブログをお休みしている
正確には、休むというより書けないという方が正しいかも知れない
年末で忙しい性もあるが
ゆったりとした気持ちで物事を見つめることの出来ない自分がいる
思考が一点を行ったり来たりしている
視野が狭くなっている
心に余裕がない
温泉にでも行くかなー・・・・・・・?
何で、高梁国際ホテルは一度経営破綻に至ったのだろう?
前経営者の経営問題は無論のことだが・・・
他にも様々な要因があると思う
しかし、一番の要因は、見通しの甘さだと思う
では、なぜそうなるのか
意志決定と責任の分断
甘い執行部の計画に、無責任な議員がOKを出す
結果として、現実と乖離した計画がレールの上を走り出す
そして、ある時に脱線する
その時に誰が責任を取るのか?
執行部? 議会?
執行部の模範答弁
「この件に関しましては、議会の議決をいただいておりますので」
旧高梁市ではよくこのフレーズを聴かされた
そこで、議会はただ、怒りまくる・・・ふりをする
そうでもしなければ、市民に顔向けが出来ない
そして、腹の中では(どうせ俺の腹は痛まないのだから・・・・・)などと考えている
果てしない無責任の連鎖
そして、いつも責任或いは被害者と呼ぶべきかも知れないが
それは市民だ
しかし、悲しいことに、「なんでやねん!!!」と怒る市民は少ない
というか、関心がない
明日は議了の日
次回の定例議会は3月まで開催されない
だのに、静かに無責任の連鎖は始まっているのだ
同じ事を繰り返してはならない
久しぶりに、じいちゃんが夢に出てきた
二人でこたつにあたっている夢だ
「きみちゃん、掛け軸はどうした?」
「・・・・・・」
意味がよく分からないのか、僕は何もしゃべらない
(中国で買ってきた物かな・・・・?)
(いや、いや親戚のおじいさんが当選の時に下さった物があったなー)
ただ考えているだけだった
記憶にあるのは向かい合わせにこたつにあたっているシーンだけ
物心ついた頃には、両親が商売を始めており
小学校・中学校・高等学校と帰宅後、ほとんどの時を祖父と過ごしてきた
明治生まれの頑固で厳しい人だった
でも、僕のことはとても大切にしてくれた
いつも一緒だったのに、なかなか夢には出てこない
何か僕に伝えたいことでもあったのだろうか?
そんなことをふと今夜は思う
年末を迎え、YAMAHAのカレンダーを持って
備中町の各学校を回る
田原から平川へ上がり、一歩間違えば谷筋に転落する
細い道をダム湖に向けて下る
途中、新成羽川ダムの堰堤を渡り、さわらめから湯野に上がる
さらに農道を走り西山へ、標高が高いためか途中には雪が残っていた
夕方5時を回っていたため、すでに路面は凍結し始めている
折り返して備中中学校にたどり着いたのは5時半だった
いつも走り慣れている道だが
今日はやけに遠く感じられた
すべてが新高梁市なのだ・・・・・と改めて思う
この広大な面積をどうカバーして行けばよいのだろう
地域住民の安心・安全を確保するためには何が必要なのだろう
効率だけではだめなのか??
『情報公開』
僕がこのことを口にし始めたのは3年ほど前だろうか・・・?
清渓セミナーでの、北川正恭教授の講演に感化されたのだと思う
さっそく、議会で通告
宮田 「情報公開を進めて行く必要があります!!」
市長 「・・・・・?」
議員 「・・・・・?・・・・・・?・・・・?」
誰も相手にしてくれなかった
おまえ何言ってんの?と言う感じだった
さて、今回の4日間の通告でどれほどこの言葉が使われただろうか
急激な地方財政の悪化
情報公開によって、ようやく執行部も議会も
これはまずいことになるかも知れないという危機感をようやく感じ始めた
真実を知ると言うことがいかに大切か改めて感じている
それでもまだ、本当の真実は明かされていない
来年の1月11日に、総合計画、行政改革大綱の中間報告、財政の現況と未来予測
などについて執行部から資料の提出とレクがある
今回の通告の成果だと確信している
そこで初めて、真実が明かされ
市長の各地でのリップサービスと現状とのギャップが市民の知るところとなるだろう
現高梁市の財政に対する危機感
それを一番持たなければならないのは
市長自身かも知れない
議会でやるだけのことはやった
後は、事務方がどれだけがんばってくれるかだ
ここ数日間、成羽病院について考え続けている
僕の質問は継続性がテーマ
現在のシミュレーションで本当に増収が実現でき
新病院の原価消却をし31億の病院事業債の償還をし
さらに、医業外収益(一般財源の繰入)を交付税算定内に収めることが出来るのか
という素朴な疑問
執行部答弁のポイント
病床数については変更可能
計画について精査をする
起債の償還については一般財源で面倒を見てほしい
来年度当社予算に実施設計にかかる経費を計上したい
来年の当初予算組がなされるということは
3月議会でしか議論が出来ないと言うことだろう
それまでに計画の精査を現執行部が誠意を持って実行できるだろうか・・・・?
大いに疑問
さらに、かりに病床数を減とすれば当然、スタッフ人員についてメスを入れざるを得ないだろう
3ヶ月でそこまで踏み込むことが出来るだろうか
しかも、人件費比率は計画初年度62%・・・
起債の償還について仮に病院事業債を使うとすれば
おおざっぱに、1億5千万円/年の償還は必要となる
このコストは当然一般財源を圧迫することは言うまでもない
さらに、基準繰入額(病院への経費補填)も現状より増加するだろう
ああ、もう書く気分が失せてきた
こんな計画を、十分な議論もなしに来年には予算計上するという
思えば、今回の地域振興基金8.4億円の借り入れについても
ほとんど十分な議論もなく、予算化されたのが事実
もっと早く、議論だけでもしておけばお互いの理解だけでも深めることが出来たのに・・
とすれば、病院予算についても彼らは同じ手法を取るかも知れない
話は変わるが、秋岡市長のこれまでの市政運営全般を眺めるとき
明らかに、政策の偏りを感じざるを得ない、平等性に欠けている
佐原工業団地造成事業 約3億円
成羽高校跡地利用問題 市長のフライングでオミット 推定7億円
成羽病院建て替え事業 42億程度
成羽中学校改築
これはおかしくないか????
しかも、合併直前の成羽町の財政は破綻寸前だった
成羽町民の皆さんはご存じかどうか知らないが・・・・
少なくとも議員は知っていただろう・・・・
主な原因は、成羽美術館と成羽ケーブルテレビ
この2つが急激に成羽町の財政を悪化させたという
頼みの基金も、成羽町土地開発公社の解散に伴い
プロパー事業にかかる借入金の返済と
福祉会館に面する土地の買収で
庁舎の建て替え基金4.7億円
財政調整期金1.2億円が消え、フリーハンドで使える基金など残っていなかった
つまり、懸案とか言っているが、財政的に何も出来なかったのだ
では、今の事業計画にかかかるお金は誰のものなのだろうか・・・・?
当然、残る一市三町と言いたいが
旧川上町の財政状態も経常収支比率で見ると成羽と同等・・・・
やはり、私たちは何があったのかと言うことについて
揚げ足取りでなく、過去を謙虚に振り返るべきではないだろうか
やりたい放題をやって、町財政を極度に硬直化させたあげく
新市財政まで火の車にされたのでは我々はたまったものではない
皆が自己否定、市長も執行部も議員も
良き時代はみんなぐるだったのだ
市民だけが何も知らない・・・いや関心がなかったのかもしれない
そしてそうした市長、議員を選んで来たのもこれまた市民
この矛盾、悪循環を断ち切る努力が必要
通告質問が終了した
財政の現状
議論のポイントは成羽病院についてだったが
財政については出来る限り12月中に議会に対しレクを行うとの答弁
成羽病院については
病床数や経営シミュレーションなど基本計画についての見直しを
市長答弁として引き出すことができた
病院の建て替えを否定はしないが
住民の健康・安心と引き替えに、長期に渡り起債の償還など
見えない負担を強いる計画だけに
慎重の上にも慎重を重ねた計画の策定が必要だと思う
詳細は本日のケーブルテレビで確認頂きたい
23:00頃の放映になるだろうか・・・・?
先週から、父がしきりに土居小学校に納品物があるから
早めに納品をしてくれとの指示があり今日ようやく足を運ぶ
土居小学校・・・? どこ?
名前は分かるが場所は不明
教職員録で確認すると作東町とある津山よりはるかに向こうだ
当然土地勘もなくどこだか分からないので
おんぼろナビに電話番号を入力
すると、目標到達距離86Km、所要時間2時間・・・・・
嘘だろ!
しかし、行かないわけにはいかない
R484をひたすら、北東方向に走る
建部町まではまだ土地勘があり、メダカの学校や建部の森などの看板を
懐かしく眺めながら走り抜けたが
それから向こうはドイツの森以外どこがどこだか分からない
ナビのみが頼り
目的地についてのはやはり2時間後、ナビは正確だ
総額1万5千円ほどのスタンドを納め
お茶もいただかずに帰路につく
仕事というより、ドライブに出かけたような半日だった
岡山県も案外広いなと感じた
今年の年賀状は毛筆で書こう!!
そう思って、親父の端渓の硯を略奪
筆は田中紙店の2000円の品
弘法筆を選ばず(思い上がりも甚だしいが・・・)と言うが、
やはりもう少しいい物がほしいと言うと
おまえにはこれで十分とのこと
とにかく道具だけは揃ったので
宛名書きスタート!
しかし、細く書かなくてはならない部分が異常に太くなったり
まったく意味不明の文字になったり
スタート直後から、切手シートに変わらざるを得ない葉書が続出
リタイアやむなし・・・と思いつつ書き続けている
だんだんと慣れてきた、決して上手いとは言えないが
めげずに筆で書ききれるだろうか??
今年、僕の不細工な字の賀状を受け取った方
この努力に免じてお許し下さい