3月のうちに、田起や代かきを一気に済ませたのは
何年ぶりのことだろう
今年の3月中旬は思いの外雨が多く
勝手に水が溜まって作業を進めるを得なくなったというのが正解かも知れない
作業自体は進めることができるのだが
4月に入って温度が上がり始めると
代かきをした田んぼに
また草が生え始めるとも限らない
なので、田植え時期とのタイミングも考えながら作業を進めないと
後々、後悔することになるかもしれない
でも、スムースに作業が進むのは気持ちがいいし
形として作業の進捗状況が分かるので達成感もある
問題はどんな米ができるのかなのだが・・・
肥を入れて、田を起こし、水を入れて代をかく
稲を植えて、水や草を管理し、畦の草刈りを施しながら
秋の収穫を迎える
何度もこの作業を繰り返す
考えてみれば、土というものは
何度も何度も、稲という植物生命を生み出す
無限の力を蓄えているんだなと一人考える
何度も何度も
今年、僕は49歳を迎える
人生80年の時代
あと幾度、この循環作業に携われるのだろうか???